ヨガで滑りにくくなる完全ガイド
2025年12月23日ヨガで滑りを防ぐための完全ガイド
どんなヨガマットを使っていても、練習中に手や足が滑ってしまうことは誰にでもあります。
そのせいで動きの流れが途切れたり、難しいポーズがより大変に感じられることも。
滑りを完全になくすことは難しくても、ポーズを安定してキープするためにできる工夫はいくつかあります。
ここから、そのポイントをご紹介します。
しっかりとした土台をつくる
下向きの犬のポーズなどでは、指先やつま先を大きく広げ、マットにしっかりと根づかせることが大切です。
体重を手足全体に均等に分散させることで、ポーズが安定し、全身の力がバランスよく使えるようになります。
その結果、関節への余計な負担も軽減され、より安全で心地よい練習につながります。
体幹を目覚めさせる
体幹がうまく使えていないと、身体は無意識に他の部位でバランスを取ろうとし、その結果、滑りやすくなってしまいます。
呼吸に合わせて下腹部をやさしく引き締めることで、体幹の筋肉が目覚め、安定感のある動きへとつながります。
ヨガマットの慣らし方
多くのスポーツ用品と同じように、高性能なヨガマットも使い始めは馴染むまでに少し時間がかかることがあります。
繰り返し動き、体重をかけて練習することで、少しずつ表面が身体や動きにフィットしていきます。そのため、慣らしの期間中は多少滑りを感じることもあるでしょう。
慣らしを早めるいちばんの近道は、とてもシンプル。
とにかく使い続けることです。
ヨガマットの正しいお手入れ方法
多目的クリーナーやボディソープをヨガマットに使うと、表面に滑りやすい膜が残ってしまうことがあります。
練習後は毎回、専用のヨガマットクリーナーでやさしく拭き取り、清潔な状態を保つことが大切です。
ワンポイント
ヨガマットは洗濯機やシャワーでは洗わないでください。
水に浸すのもNGです。
もう一度お伝えしますが、絶対に浸さないでください。
ローションの使用は控える
肌に塗るローションやクリームの種類によっては、皮膚の油分や水分のバランスに影響を与えることがあります。
日中の練習前や練習中は、ローションの使用をできるだけ控えましょう。汗と混ざって肌表面に浮き出ると、マットのグリップ力が低下する原因になります。
タオルを用意しよう
ホットヨガ用タオルは、あなた自身とマットの両方の汗を吸収し、練習を安定させるのに役立ちます。汗の嵐を鎮めるには、ホットヨガ用タオルが最適です。
ワンポイント
ホットヨガ用タオルは汗を吸収するため、マットが濡れるのを防ぎます。シリコン突起やグリップ性マイクロファイバーなど、汗を吸収する技術を備えたタオルを選びましょう。